ふーふーの寝言

ふと気になったことをときどき

【衝撃】定期保険の更新時の保険料

定期保険の更新に注意

先日私が保険をお願いしている担当者に久しぶりに会いました。

5年前に契約した定期保険の話になって更新するときにどのくらい保険料が上がるかという話になって驚きました。

メットライフ生命:収入保障保険

<前提>

  • 保険会社:メットライフ生命
  • 保険種類:収入保障保険
  • 保険期間:10年
  • 保険金額:30,642,300円

当時シンプルな定期保険に加入したいとリクエストしたところ、収入保障保険のほうが同じ保険金額で保険料が安いというアドバイスを頂いてこの保険に加入しました。

この保険は4回更新できるとのことでその時の条件は下記だそうです。

年齢 保険料
33歳 3,591円
43歳 6,372円
53歳 13,500円
63歳 31,833円
73歳 93,393円

私は33歳の時に加入して現在38歳ですので、あと5年で更新になります。
上の数字をパッと見たときは正直驚きました。

しかし、冷静に考えてみればこんな感じなのかもとすぐに思い直しました。

というのも、63歳・73歳のところは統計的に契約期間中に平均寿命のあたりになってしまいますし、43歳の6,000円は別にそんなにめちゃくちゃ高いわけでもないと思ったからです。

おそらく43歳のときはそのまま更新するんだろうな・・と今は思っています。
もちろんその時にさらに良いものがあれば提案してもらえるようにお願いもしました。

それと同時に、当時安いところを探して加入したつもりだったんですが、もしかしたら最初だけ安くて後から異常に高くなる仕組みのものに加入してしまったのかも・・という疑念を持ったのでライフネット生命で同じような保険の保険料を調べてみてみました。

ライフネット生命:定期保険

<前提>

  • 保険会社:ライフネット生命
  • 保険種類:定期死亡保険
  • 保険期間:10年
  • 保険金額:30,000,000円
  • 保険料:下記↓
年齢 保険料
33歳 3,187円
43歳 6,754円
53歳 15,688円
63歳 37,300円
73歳 NA

70歳までしか試算できなかったので73歳のところはNAとしていますが、33歳のところ以外はメットライフ生命のほうが安くてほっとしました。

33歳のところはライフネット生命のほうが安いですが、実際にはメットライフ生命のほうが64万円保険金額が高いこと、単純な死亡保険でなく収入保障もついていることを考えるとメットライフ生命の33歳の保険料が必ずしも高いとは言えないと思います。

改めて10年間の死亡保障が欲しかったという状況で加入した保険としてはそんなに間違った選択ではなかったのではないかと思っています。

但し、更新の都度保険料が上がるという認識があったものの自分の想像を超える変化率だったことは不勉強だったと反省しました。

ライフプランを考えるにあたってはこういうことも知っておくことは重要だと感じたのでブログに書いた次第です。

信頼できる人と長いお付き合いを

ちなみに今回久しぶりに保険屋さんにあったのは、会社で同様の保険に加入したいと思ったからです。

上のような会話になったことから60歳まで保険料が固定される形のもののほうがいいのでは?とのアドバイスを受けて提案書を改めていただくことになりました。

特に想像とかけ離れていなければ加入しようと思っています。
この保険の担当者とは私のお客様の紹介で出会ったのですが、詳しいことはもちろんですがウソをつかないタイプの方だと思い長いお付き合いをさせて頂いています。

各分野でこういう方とお付き合いできるとさまざまなことに対してストレスが減ると思います。
もちろんこちらもこの人のために真剣に考えたいと思ってもらえるようなお付き合いの仕方をする必要があることも戒めのために残しておきたいと思います。

Coco債の利回りが低すぎる・・・

Coco債まとめ

昨年11月以降に値付けされた米ドル建てCoco債をまとめてみました。

 

発行体 クーポン コール 値付日
スタンダードチャータード 4.75 2031/01/14 2021/01/05
HSBC 4.60 2030/12/17 2020/12/10
クレディ・スイス 4.50 2030/09/03 2020/12/02
ソシエテ・ジェネラル 5.375 2030/11/18 2020/11/12

 

債券投資家は冬の時代・・債券はオワコンかな(>_<)

ソシエテ・ジェネラルが5%超で発行された最後のCoco債になり、その後は4%台半ばという水準になっています。

米国の10年金利は昨年後半には底の0.4%から跳ね返って0.9%以上で取引されている状況下でのものです。
それだけクレジットがタイトになっていることになります。

利回りの絶対値を求める投資家が仕方なく買いあがっている感じですが、個人的にどうしてもやりすぎ感を感じて触る気が起きなくなってしまっています。

私が最後に触ったのはクレディスイスの5.1%でした。
これでも泣く泣くという感じでしたが、これすらかなりの含み益の状態になっています。

さすがにCS4.50は発行価格を割れそうな感じで取引されているのでそろそろ天井かな?というふうに見ています。
今の状況ならもう売却しておいたほうがいいかな・・・と思い始めてます。

バイデン政権の1.9兆ドルの予算が通れば米国債の増発は避けられないので金利が上昇するというシナリオが普通ですが、それに合わせてFRBがさらなる金融緩和をして金利の上昇を抑えようと動くこと可能性も高いです。

そうなるとやはり絶対値を求める投資家はさらに買いあがるしかなくなります。
個人投資家としては債券投資でも5%の利回りは確保しておきたいのでなかなか難しい局面になってきました。

コロナ禍で多くの企業が厳しい状況に追い込まれているのは事実ですが、あらゆる方法で流動性が供給されているためまだ目立つような大型の破綻がありません。

それが出るとタイトになりすぎたクレジットも解消されるような気がしますが、、、今後もあらゆる方法で緩和が永遠に続けられそうな雰囲気があるのでなかなかそうはならないように感じます。

債券投資家は冬の時代ですね・・・

こういう場面でやってはいけないのが、クレジットがタイトになりすぎた銘柄に資金を突っ込んで将来低いクーポンの債券を含み損で持たされるということです。

一般的に個人投資家の資金には限りがあります。
それを有効に使うためには我慢して投資を控えるというのも重要だと思います。
(今なら株式など他の投資に振り向ければいいだけですね。これはあくまで債券投資に限った話です。)

積み立て投資に手数料を払っている人いますが・・・

投資信託の積み立てが流行っていますが、なんと投資信託の販売手数料を払って行っている人がいるという話を聞きました。

IFAから・・・

そしてそれはIFAにとっての安定収益源になっているらしいです。
もちろんかなりの金額を積み立ててもらわないと収入としては大したことないのは事実ですが。

積立NISAは顧客にとってリーズナブルな投資信託に限定されていて、その条件にノーロードという項目があるので、普通の口座またはNISAでの運用に限った話だと思います。

何を積み立てるかのアドバイスをもらってそれに対する報酬を払っているイメージなんでしょうか?

一度設定したらその後は自動なのに積立の都度3%の手数料を払うなんてバカバカしくないですか?
そしてそれを払っていたら、おそらくアドバイザーが提示している長期投資のシミュレーションの数字を実現することは不可能です。

だって毎月の積立額が3%少ないことになるので。

その分はアドバイザーの収入になります。
毎月10万円積立している人は、毎月自動的に3,000円アドバイザーに貢いでいるようなものです。

積み立てる投資信託えらび

長期で積み立てるなら積立NISAで扱っている投資信託から選べばそれでいいと思うのですが、、、それであれば自分で選べるので今すぐにやめてノーロードのものに変えるべきだと思います。

自分で1から探すにしてもネット上で多くのインフルエンサーが紹介してくれているインデックスファンドでいいと思います。

全世界株式インデックスとか全米株式インデックスとか彼らが紹介してくれているもので十分です。

というかそれがベストだと思います!

長期のことは分からないのでインデックスに乗るのが1番かと。それもGDPが成長しそうな全世界または米国というのが自然な発想です。

それでも困るというならeMaxis Slimの中から選べばいいと思います。

これは同種の投資信託の中で信託報酬はミニマムになるように信託報酬が設定しているシリーズです。
ですので事実上同じファンドでこのシリーズより安い投資信託は日本には存在しないわけです。

eMaxisではないのでご注意ください。
これも信託報酬の安さを目的に作られたものですが、ライバルが登場するたびに手数料を下げるために手数料の引き下げを取扱金融機関と交渉するのが困難でした。そのため同種のファンドが登場したときに投資信託の委託会社が信託報酬を引き下げることができる旨を契約に盛り込んだeMaxis Slimが登場しました。
結果として、内容が同じでもeMaxisシリーズはeMaxis Slimシリーズよりも信託報酬が高くなっています。
これを教えてくれないアドバイザーは最悪ですので付き合うのをすぐにやめるべきだと思います。

もっというとIFAの方が積立しているものがあればそれを教えてもらえばいいと思います。
IFAも証券マンも投資信託の購入は禁止されていません。

【意外!】老舗のIFA会社のトッププレイヤーは外資系PB並み!

株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル(AIPF)

同社はIFA界ののトップカンパニーです。
2020年3月末時点で173名のIFAを抱える文字通りIFAのガリバーです。

最近同社のIFAと話したときに同社の預り資産トップ10の預り資産収益率がとても低いという話を聞きました。

同社に対して、「歩合外務員のなれの果てが集まっている」というイメージを持っていた私には驚愕の内容でした。

具体的には、なんと預り資産トップ10の預り資産に対する手数料率の中央値は0.8%程度なのだそうです。
平均値はさらに低いそうですが、これは顧客からするとかなり安心感のある数字です。

先日別の記事でご紹介した外資系PB2社、UBSとCSはそれぞれ0.66%と0.84%でした。

同社の預かり資産トップ10のアドバイザーはほぼこれと同じレベルになっています。

つまり、外資系PB並みのコストで顧客は運用できているわけです。

 「プラットフォーマー」=「IFA個人会社の集合」

同社はIFAにプラットフォームを提供することに専念している会社ですので、アドバイスや取引方法などは個々人に委ねられてます。

つまり、同社は「IFA個人会社の集合」と言えます。

その中にはヤンチャなIFAがいることも事実です。

一方で、預り資産トップ10になるには顧客からきちんと信頼を勝ち取らないとそのくらいの預り資産にはなかなかならないというのも事実だと思います。
そういう素晴らしいIFAもいるということです。

そう考えると、同社の預かり資産トップ10の担当者とうまく知り合うことができれば余裕をもって担当してもらえて落ち着いた資産運用ができるのではないでしょうか?

IFAを選ぶ目

少なくとも先日ご紹介したInnovation IFA Consultingのトップは6~9%の手数料を顧客から毎年取るような取引スタンスですし、同社のその他の方の預かり資産は平均2~3億円と同社の代表がTwitterで回答しています。

またYSKライフコンサルタンツもIFA一人あたりの預り資産が3億円を切っていました。
(75億円÷27人=2.77億円)

預り資産3億円で1%の手数料率だと年間収益が300万円です。
もちろんIFAはすべてもらえるわけではないのでIFAとしての収入は150万~210万円くらいになります。
年収ですよ!
これでは食べていけないと思います。

となると1%に満たないような手数料率ではダメでこの率を上げていくしかありません。

結果として回転売買、仕組債のロールの連続(酷い人は毎月判定で毎月ロールとか・・)にならざるを得ません。

IFA側の事情も分かりますが、顧客がそのために犠牲になる必要はないはずです。

顧客はそういうIFAを避けて余裕のありそうなIFAを選別する目を持つ必要がありそうです。

勢いがあってオフィスをきれいなところに移転したり、採用を急拡大しているようなIFA会社は顧客から多くの収益をもらってそれをまわしているという歴然たる事実があります。

昨年コロナショックがあったとはいえ、株式市場は史上空前の好調です。
こういう中では回転売買しても顧客は利益が出ているでしょうし、仕組債も早期償還の連続でノックインは少ないです。
そのため悪い部分は表面化してませんが、マーケットが悪化すれば無理が出てきてしまうでしょう。

長期で運用を継続していくためにも顧客基盤のしっかりした担当者を探すように気を配るべきだと思います。

ざっくり見ると最近の流れでは調子が良さそうなところほど、昔の証券会社の悪い面が見えるような気がします。

証券会社が足を洗ってできないことを証券会社のトッププレイヤーがIFAという新しいプラットフォームでやっているということなのかもしれません。

【注意喚起】WPと取引されている企業経営者様へ

コロナ関連融資を活用した資産運用

こんなことYouTubeで言っていいの?と思った動画がありました。
動画は下記です。

コロナ関連融資を活用した資産運用 - YouTube

これは株式会社ウェルス・パートナーというIFA会社の代表である世古口氏のYouTubeチャンネルです。

同社ではコロナ関連融資を活用した資産運用の相談が多くなっているそうです。

タイトルを見て、これってちょっとマズくない??と思いました。

コロナ関連融資は同氏も動画の中でおっしゃっているようにコロナの影響で売上が大きく減少した会社に特別な条件で融資をするというものです。
そのためそれは資金使途が決まっているはずです。

多くは運転資金、設備投資などと限定されていると思います。

私の周りの経営者の方も、コロナ関連融資は資金使途に対して銀行は細かいからただ寝ているだけになってしまっている・・・と言っている方が多くいます。
証券会社に送金するのはやめてくださいと事前に言われたという方もいるくらいです。

もちろん他の資金と混ぜてしまえば分からないという方もいますのでいろんな回避策はあるのだと思います。

だとしても公の場に「当社のお客様はコロナ関連融資を活用した資産運用を行っています」というのはまずいのではないでしょうか?

不動産売買の2重契約を原因とした銀行からローンの返済要求

確かコロナの少し前くらいにだいぶ前の不動産ローンを銀行がチェックして当時の不動産売買契約書を見せてほしいと回っていました。

きっかけはある不動産会社が仲介した売買契約で2重契約が多く見つかり銀行がその確認に動いていました。
2重契約を確認されると早期返済、よくてもオーバーローンとなっていた部分の返済を求めるという感じだったという話を聞きました。
(私が聞いたのは不動産会社G社の仲介の売買)

 

これと似たような感じで、コロナ関連融資を活用した資産運用を当社では多く相談を受けていますというと、近い将来同社経由で行われた法人の有価証券取引がチェックされてコロナ関連融資の資金使途違反を指摘される例が出てきてもおかしくありません。

資金効率の最大化につとめるのが経営者のミッションの1つとはいえ、ルールを逸脱してまで行うのはどうかと思います。
もしかしたら同社に相談に来る企業経営者は、融資資金とは違う自分の手元資金で運用をしているのかもしれません。

だとするとこのYouTubeは迷惑以外の何物でもないはずです。

同社経由の顧客にコロナ関連融資の資金使途の調査がある可能性があるからです。

同氏は富裕層の顧客を多く抱えているようなのでこの辺の気配りのようなものは大切にした方がよいのではないかと思います。

資産運用の内容

融資の資金の運用について、同氏は利回り6%の債券をおススメしています。

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円建てでこの利回りは仕組債でも使わない限り無理ですし、最近のIFAの動きを見ているとおそらく下記の債券はないかと思います。

  • ソフトバンクグループ株式会社
  • 通貨:米ドル
  • 永久劣後債
  • 2017年7月19日発行
  • 償還:永久債のため定めなし
  • クーポン:2023年7月19日まで6.00%、以降変動
  • 2023年7月19日以降発行体の裁量で繰り上げ償還可能

これは直近だと100くらいの価格で取引可能だと思いますので、持ち切れば償還損はないのでクーポンの受取だけを計算すればいいので同氏の言う通りにずっとこの状態を続けられればOKだと思います。
(償還があるので別の同条件の債券へのロールが必要になります。その場合でも償還されていればそれで返済できるので問題はないと思いますが。)

会社の借入金の運用として為替リスクを取るのはどうかという話もありますが、6%という利回りを見せないといけないですし、為替は長期では回帰性がある?と言われているので取るリスクとしてOKということなのかもしれません。

ちなみに私は貧乏会社なので借入金で為替リスクを取るともしものときに困るのでこの手の債券は選ばないと思います。
(そもそもコロナ融資を受けていないので考える土俵に立ってませんが・・・、さらにいうとコロナ融資を活用できてない情弱であると白状していることにもなってしまいます。。)

 

 

【急上昇】米国10年債利回り

金利についてゆっくり腰を落ち着けてみる機会が減ってきているところで米国金利が上昇してきたので、自分のメモとしてこの記事を書き始めました。

以下チャートを見ながら事実だけをメモしておきたいと思います。

長期的には金利は下落トレンドの中

月足のチャートを見ると、米国10年金利は一貫して下落しているように見えます。
もちろん波を描いているのでその間2%以上金利が上昇している局面が何度もありますので長いチャートを俯瞰してみるとという話です。

それを前提にチャートを順番に見ていきます。

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米国10年債利回り(月足)

2020年4月にFRBが無制限緩和を発表したのに合わせて1.4%を割り込んでから0.4%まであっという間に金利低下。

月足(上のチャート)でも分かりますが、週足(下のチャート)だとさらによく分かります。

2018年11月には米国はイエレン議長の下で利上げのステージに入っており、3.2%程度まで金利が上昇していました。
その後を今のパウエル議長に代わり、トランプ大統領の圧力もあって?利下げに火事が切られていたことから金利低下のトレンドはコロナとは関係なく始まっていました。

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米国10年債利回り(週足)

日足を見ると1.4%くらいまで上昇?

2020年の後半から少しずつ金利が上昇して始めて、直近急に上昇に勢いがついてきました。
直近で1.12%程度まで来ています。
昨年最も低かった時の0.4%程度から3倍近くになっています。

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米国10年債利回り(日足)

1時間足では急上昇

1時間足(下のチャート)だとその上昇のトレンドの強さがよく分かります。

株価指数もコロナ前を回復して超えてきていることを思うと、金利も同じようになるのでしょうか?
そうすると1.4%くらいまでは普通に行くことになります。
もうすぐですが・・

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米国10年債利回り(1時間足)

個人投資家は限りある資金を低金利で塩漬けにすべきでない

米国の10年金利が上昇してきました。
もちろんこのまま上昇するのか分かりませんが、仮に上昇すると個人投資家によく販売されている債券はかなりの含み損の状態になります。

債券は究極的には満期まで保有すれば当初想定していた利回りを享受できるので損失が出るというレベルの問題にはなりませんが、持っているものによってはその間低い利回りのまま塩漬けになるリスクがあります。

例えば昨年私が目にしたのは下記のような銘柄です。

銘柄 クーポン コールor償還日
三井住友海上永久劣後債      4.95%          2029/03/06
明治安田生命劣後債      5.20%          2045/10/20
第一生命永久劣後債      4.00%          2026/07/24
ゴールドマンサックス劣後債      5.15%          2045/05/22

他にも日本生命など日系生保のネームはほぼ見たと思います。

これらの銘柄は極端にクレジットがタイトになった上にオファーしている証券会社やIFAによって過度に価格が上乗せされていました。

驚くべきことにそれらは利回り1~2%程度でオファーされていました。
(GSはもうちょっといいですが)

価格でいうと上から、122~127、114~119、108~113、144~149というレベル感だったと思います。

商品性がどうとか価格がどうとか言うつもりはありません。

個人投資家の限られた資金を2%程度で塩漬けにしておくことに関して疑問を呈したいということです。
絶対値として低いのはもちろんですが、今後は米国10年債より低い利回りという状況にすらなる可能性があります。

銀行や保険会社などのように資金が豊富だったり、調達との兼ね合いで利ザヤをとれるようになっていたりといった事情があるのであればいいですが、個人投資家は限られた資金で目標の資産規模を目指すわけですのでこういった効率の悪い投資は可能な限り避けるべきではないかと思います。
(お金の有り余っている富裕層の方は問題ないと思うので無視してください)

 

【6%~9%】(株)Innovation IFA Consulting

IFAは景気がいい!

先日YSKライフコンサルタンツの記事を書きましたが、Twitterを見ていたらまた興味深いことが分かりましたので書いています。

Twitterを見ていると最も急速に拡大しているのではないかと思う会社についてです。

株式会社Innovation IFA Consulting

下記は同社代表の馬場氏がTwitterの質問に答えた内容です。

同氏は自らプレイヤーとして活躍しながら採用活動も積極的にやっている方でめちゃくちゃ働いていると思われる凄い方です。

正直こんなにバリバリと働くことは肉体的にも精神的にも私には無理なので尊敬しますし、羨ましくも思います。

さらにTwitterの質問にもたくさん丁寧に答えてくれています。
下記順番に質問と回答を見ていきたいと思います。

質問と回答(時系列)

12/20 Q:預かり資産は? A:20億円

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12/25 Q:年間手数料率2.5%はどう? A:預り資産ベースだとそれより低い

 f:id:JDs:20210107134311p:plain

1/1 Q:毎月どのくらいの手数料やってる? A:1,000~1,500万円

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3つの質問に対する回答から考察

情報が断片的でこれでスッキリ筋の通った内容になりにくいのでどれから触れたらいいか難しいですが、最新のものから触れていきます。

年間の顧客が負担している手数料は?

まず、毎月の手数料について聞かれて1,000~1,500万円と言っていますので、年間にすると1億2,000万~1億8,000万円の手数料を顧客からもらっていることになります。

同社は完全出来高だと70%報酬としてもらえるようなので同氏の年収は8,400万円~1億2,600万円ということになります。

もちろん同氏は役員ですので役員報酬として報酬が固定かもしれませんので実際のところは分かりません。

ただ、顧客から受け取っている手数料としては上記の数字がおよその数字として正しいと思います。

では同氏の預かり資産は?

最初の質問に対する回答では「20億円くらい」と言っています。

その回答は12/20なので先ほどの手数料の1/1からそんなに離れていないことから同氏は20億円くらいの預かり資産から先ほどの手数料を生み出していることになります。

顧客の手数料負担率は?

つまり顧客の手数料の負担率は6%~9%ということになります。
(1.2億÷20億=6%、1.8億÷20億=9%)

意外にもこれは先日ご紹介したYSKライフコンサルタンツとほぼ同じ数字ということになりました。

こういうのを見ると今表に出て調子の良さそうなIFAはこのくらいのイメージで稼いでいるんだろうな??と思ってしまいます。

収益源はまだまだある?

分かりやすいものから触れてしまいましたが、ここまでくると2番目の質問とそれに対する回答が意味不明です。

同氏の発言からすると、質問された方の同氏が年間手数料5,000万円という理解が間違っていることになります。
となると、「顧客の手数料負担率2.5%だけどどう?」という質問そのものがずれていることになりますし、同氏の回答も意味不明なものになってしまいます。

間違っている認識に対して修正しないのは別に問題ないですが、ここから分かることを読み取っていくことが重要になります。

たぶん同氏は、金融商品からだけ手数料をもらっているわけではないと言いたかったのではないでしょうか?

とすると、同氏は上記の手数料とは別に顧客からの手数料を受け取っていることになります。

つまり、めちゃくちゃ稼いでいると!(同氏が受け取っている分はわかりませんが、少なくとも会社は)
羨ましい・・・

IFAはものすごく稼げる仕事のようです!
そりゃ証券会社のトッププレイヤーが続々と参戦するわけですね!

証券会社のトッププレイヤーは証券会社に対して多くの手数料をもたらしたプレイヤーということです。
その能力は証券会社という看板がなくなっても変わらないということがよくわかる事例の1つと言えます。

証券会社のトッププレイヤーは今すぐ参戦するべきということになるでしょうか?

但し、私たち顧客から見ると、「稼ぐのが上手」=「よき運用アドバイザー」とは必ずしも言えないことには注意をする必要があります。 

謎の一般社団法人:ファイナンシャル・アドバイザー協会

こういうふうに見てみると、顧客の負担率2%以下を目指してファイナンシャル・アドバイザー協会が設立される理由も分かる気がします。。
といってもこの協会がいいとか悪いとかいうつもりは全くありません。
私にはまったくわからない世界なので・・・

比較:外資系のプライベートバンクのマージン

日本にいる外資系PBの収益率について調べてみたところ下記のようにありました。
(Annual Report 2019より)

  • UBS Global Wealth Management(2019):66bps
  • Credit Suisse Asia Pacific(2019):84bps

上記のようになっていました。
日本を含む部署の数字を引っ張ってきましたが、日本だけのPB部門がなかったのでUBSはグローバル、CSはアジア・パシフィックの数字です。

それぞれ0.66%、0.84%と先ほどのIFAの数字とはまったく違うレベルですね。
グローバルの常識はこんな感じなのかな??

UBSはInvested Assetに対する比率で純投資資産からの収益率とのことです(外資系PBの方に確認したところ、これは法令で決められて厳格な数字になっているらしいです)

 IFAはなかなか自社株や預金などはないと思うので同じように比較して問題ないのではないでしょうか?

こうして外資系PBと比較すると恐ろしいと感じてしまうのは私だけでしょうか・・・